かわむらの日々。

すきなことすきなだけ。

オリーブオイルこわい。

ライルくんは「ガンダムSEEDの感想とかいいですよ!」なんて提案してくれたけど、みたのは相当昔なので歯牙にもかけず他の話をかくことにします。ごめんね。ちなみにですけど、好きなキャラはミゲルです。戻ってくるブーメランに機体を貫かれて退場するお茶目なところが、キンクルの王冠にべシベシ当たる自分にとてもよく似てて好感がもてます。いやいや、退場は声優さんの都合では?なんてマジレスは許さないです。

 

……辛気臭い話で大変恐縮なのだが、最近、加齢がつらい。朝起きると身体の節々が痛むし、シャンプーも頭皮がオイリーになってきたせいなのか泡立ちが妙に良くない。そして、中でも一番の悩みはお腹だ。そう、お腹をめちゃくちゃに壊すのだ。

どちらかといえば若い頃は、焼肉があれば白飯無限大!と破天荒な肉食男子だったのだけれど、いつのまにか湯葉をもしゃもしゃするヤギみたいな生き物に変貌してるだなんて時の流れとは本当に残酷だ。そんなヤギ、何ヶ月か前に唐突無性に「アヒージョ」とやらが食べたくなって、キッチンに立ったことがある。(アヒージョっていうのはニンニクをオリーブオイルで煮込むスペイン料理らしい。パエリアとアヒージョ、黒い細長い貝みたいなんが入ってるのがパエリア、入ってないのがアヒージョ。かわぺディア的にはそれでいい。)

普段キッチンに立たない人というのは、心構えだけは一流なのでとにかく具沢山な、豪勢なものを目指して、ニンニク、タコ、ホタテ、マッシュルームなどを用意し「すわっ!海鮮アヒージョなんて我ながらすごいーじょ!」と悦に浸っていた。そして、具沢山に比例しオリーブオイルもたっぷり500ml投入で益々に悦に浸るのであった。そして、出来上がりを食してみると無駄にかかった材料費の甲斐もあり海鮮系のエキスが染み出したアヒージョはそれなりに美味しく、んまんまと舌鼓を打っていた。そうここで終わっていればよかった。本当によかったのだ。

 

美味しいからオイルも全部飲もう!!

 

今思うと正気の沙汰ではない。山盛りの具材に加えて500mlの油をぐびぐび胃におさめるだなんて頭がどうかしていたとしかおもわない。後からしったのだが、余ったオイルはバケットにつけながら食べるみたいで直接ぐびぐびはあまりしないらしい。ましてや500。やっぱり正気じゃない。そして、あまりに愚かな決断をした男は1時間もしないうちにトイレに住処を移しひたすらに悶え苦しむのだった......それからぼくはオリーブオイルを口にしてない。おわり。

 

ひものむすびかた

リアルでもネットでもコミュニティに所属してると、へんなボケをみることが多い。少し前に話題になったマキタスポーツさんの人類総ツッコミ社会という本では、最近の人類はお客様きどりのあらゆる批判、批評が多すぎる。おまえらもっと何かを生む出す側、つまりボケたらどうだよ?のようなことをうたってた気もするが、ところがどっこい、ボケをよくみる気がする。僕の周りだけボケツッコミの気圧配置が変わっていってるのだろうか。

 

僕だってどちらかといえば彼よりの考えではあるのだが、さすがに雑なボケが多すぎるのではないだろうか。もしツッコむとしたら「なんでそんなガタガタの滑走路を飛ばないといけないだろう」か「そんな雑なトスじゃスパイクうてないよ」だと思う。個人的には前者の方が好きなんだけど、ポカーンとされそうで怖い。

 

そうそう、ツッコミで思い出した脱線した話で申し訳ないのだが、最近YouTubeアイデンティティっていう方々の動画をみた。ボケの田島さんって方が声優の野沢雅子さんのモノマネをしてるお笑いコンビで、疲れてると爆笑してしまうぐらいには好きなのだが、少し気になったことがあった。それはツッコミの三浦さんだ。みているとそれ拾うかぁっていう爆笑問題田中さんを彷彿させるような知識と頭の回転を駆使した人なのだが、ツッコミに「マジで」を使ってしまうのが目に付いた。あくまで僕の好みなのだが「マジで」をつけることによってメタっぽい笑い。つまりは裏の笑いを狙ってるなと感じ、その楽に三振を取ろうとする姿勢に妙に冷めちゃうのだ。せっかくのプロなんだから「マジ」という言葉を使わずに「マジ」を表現してほしい。あと、ツッコミの棘が強すぎる。勢いというか、言葉のチョイスというか。ファンなら慣れてんだろうけど、はじめての人はどうなの?というピースの綾部さんを彷彿させてしまうようなものを感じてしまう。綾部さんはテレビ露出がふえて、いじられることで棘がマイルドになったことと、俳優業が幸いしてとっつぁん坊やという和製ダスティホフマンみたいな立ち位置を確立ができたことが大きかった気がする。はい。

 

時を戻そう。そんな雑なボケを見るたびに自分は荷物を梱包するサンタクロースの画を思い描いてしまう。この梱包は真結びだし、わざわざ解くところを隠してあるしで最悪サンタ。この梱包は簡単に解けるけど、中身が何も入ってない最悪サンタ。この梱包は、というか梱包すらしてねえじゃねえか。もっとしっかり開けられるのになぁと思いながら、箱をベリベリに破壊するのはなかなか切ないのである。真結びなのは人と人との縁だけがいいなぁとぼくはおもう。

グランドエスケープ

ブラピ窓に入って三ヶ月目になる。いや、四ヶ月目か。まぁ、どちらでもいい。なんでもいい。あけましておめでとう。

 

自分でいうのもなんだが、物事を冷めた目線でみてしまうことが多々ある。客観的というか、厭世的というか。そんな自分がゲームで勝てない、上手くならないというだけでこんなにも精神がネガティブに蝕まれてしまうというのは正直驚き、びっくらぽんである。周りを見渡すと「うまくなった!」報告がどうしても目につき、お互いのプレイングに対して意見を言い合う場面でも鼻白まれているような錯覚に陥る。そりゃそうだ。自分ができていないのだから説得力に欠ける。だからぼくは口をつむぐ。口をつぐむらの誕生なのだ。

 

当初の予定だった窓に入ってVIP行こう計画も今のところ進捗状況は芳しくない。ワイルドエリアのホルビーのように現れるラグ使いの方に心を破壊されてるからなのか。それとも、当たればよかろうなのだと言わんばかりのドリャーに心が粉砕されるからなのか。ノートに書いて試し、書いて試しと繰り返し、悶々としながらたどり着くのはいつも、上手い人は文句を言いながらも勝つし、文句を言いながらも数字があがっていくというなんとも当たり前だが、なんともかなしい現実なのである。

 

だが現実に目を背け続けるのも癪なので素潜りのように意を決してオンラインにいくと、それ反応できないかぁ、それ出ないかぁ、こいつなにも考えてないかぁとひたすらに苦しい。もしかしたら、そこらへんの主婦の方にコントローラーを握らせた方がまだ強いんじゃないかなぁと感じてすらしまう。かなしい。そんな自分なのだが、不思議とVIPにはどうしてもいきたい。俺が思うキャラ思う戦い方でVIPに行って、こんな妬み恨み辛み嫉みというような厭な荷を肩から下ろしたいなぁと新年を迎えた今、強く思うのである。

 

 

 

 

あと、最後に本当にこれは余談なのだが8月までにVIPに行けなかったら窓を抜けようと思う。正直あまり抜けたくないのだが、いろいろ考えた結果、自分なりの決意としてそうすることにする。8月とは長いなぁと自分でも思うが、お仕事が忙しかったりするからそこは許してほしい。なので、ある日急にいなくなったら、そん時はうまく察してくれよな。あと、タイトルは紅白で耳にしてかっこいいからつけただけで大した意味はないです。でゅわ。

もっと自分に正直に生きろや。

もし、好きな作家さんは誰ですか?って聞かれたら「ん〜、いろいろいるんですが伊坂幸太郎さんでぇす!!」と答える無難なかわむらです。このやりとりって先輩に「普段どんな歌手きいてんだ、おまえ」と問われて「ん〜一周回ってミスチルっすかね」と答えるような。それと似たような感じがする。「たくさん聴いてきた末の桜井さんなんだぞ!!」と舐められまいとする気持ちと、知名度がないものを挙げて空気を淀ませまいとする気持ち。我ながらこんな後輩社員とは仕事したくない。

 

さておき、本を読むのが好きです。休日は本屋さんに通うのがささやかな楽しみな私なのですが、ネットで「趣味は読書です!」なんていうのはすこし憚れる、そんな気持ちがうっすらあります。自分が読むの大衆文学で、なんなら女の子キャピキャピのライトノベルも大好き。でも、世の中には純文学、学術書が好きな方もいるわけで自分が先ほどの宣言をしようものなら「ほう。」と舌なめずりをしてくるように感じてしまうのです。読書という間口のガバガバ感がかわむらの精神を微妙に蝕むような……読書マウントああ怖い。あと、単純に好きな作家が被ることなんてあまりないから、言ったところでっていう気持ちも多少あります。ちなみに一番苦手なのは自己啓発本読んでるような方々です。みかけると「ほう!」と顔がニンマリしてしまいます。いいよね、おまえのーオールをまかせるなぁ〜って感じが。

 

だからじゃないのですが、最近は趣味をたずねられたら「たま〜にゲームをしたり、たま〜に本を読んだり、寝たりしてます〜」とかいってどうにか無害な動物感を演出しようとしてます。どことなくだめ人間感も演出されてしまっていますが気にしないことにします。

 

 

ちなみにほんとうに好きな作家の「瀬戸口廉也」さんがシナリオを手がけているエロゲが12月20日に発売になるそうです。という最高のダイマができたところで今日はおわり。

すこしエッチなはなし ※R–18

夜がめっきり寒くなった。ベランダから白い息を吐きながら外を見ると、痩躯なサラリーマンが強い足取りで帰路につこうとしていた。彼は今夜なにを食べ、どんなことを考えて寝るのだろうか。


この人肌恋しくなるような季節になると数年経った今でも思い出すのだが、関東に住んでいた際、ふと狂おしいほどの孤独感に苛まれ、ラーメン屋を何件かはしごしたのち、駅裏をあてもなく彷徨ったことがある。そこは日本でも有数の風俗街だったこともあり、とりあえず動いておけば誰かがこのどうしようもない幸福病に罹った心の隙間を埋めてくれるだろうと考えていた。


その目論見通り「おにいさん!」「いいこ!」「しゃしん!」と五分も経たずにその街の人気者になった。だが、そんなものでは揺るがないぐらい荒んだ精神状態だった僕は、小声で悪態をつきながらひたすらに足を動かした。そして、とあるお店が琴線に触れた気がした。「テレクラ」である。今思うとどうしてそこを選んだのかわからない。外装の輝きに目が眩んだのか、姿が見えない相手に何かを期待したのか。気づけば吸い込まれるように店内に入っていったのである。


今起きたのかと疑うほどの不愛想な店員に料金システムの説明を受け、個室に誘われ腰を下ろし、早速、悴む手で受話器を上げることにした。時間が経つにつれ緊張と興奮がない混ぜになり、掌は熱を帯びていき、心は不思議と高揚感に満たされていった。そして、古臭い、黴が生えていそうなコール音が数回なったのち、鼓膜が相手の声を捉えた。あっ、そうね。なるほどね。なかなか可愛くないね。その後、何往復かキャッチボールをしただけで「あっ、全然跳ね返ってこない」と壁に球を投げつけるかのようなやりとりにちょっとした絶望を覚えたが、自分を欺き、どうにか意地で会う約束を取り付けた。


「旦那がほがほが、だから立川のほがほが」と要領を得ない説明だったがどうにか理解はできたので特急電車に乗り、指定された宿泊施設まで移動した。部屋に入ってしまえば、心の隙間を埋めるなんて俗物な考えは頭から跡形もなく消え去り、ただただ力強く繰り返される心臓の律動を抑えることに終始した。秒針が進むごとに、普段なら腐った魚を思わせるような濁りきった瞳が、サンタクロースの来訪を待ちわびる子供のような純粋無垢な瞳に変わっていく、そんな気がした。

 


そして、とうとう扉がノックされた。

 


出迎えてみて唖然とした。おそろしく巨漢だった。例えるならハリーポッターのハグリッドに似ていた。シルエットはサンタクロースに似通ってはいるがサンタクロースではなくハグリッド。そんな立川のハグリッドは呆気にとられる自分をよそに「タバコ吸っていい?」と僕に尋ねる。逡巡などするはずもなく脳から発信される危険信号に従い身支度をしドアノブに勢いよく手をかけた。するとうしろから「お金がほしい」という野太い声が聞こえてきたので、何も言わずに机の上に2万円を置いて逃げるようにそこをあとにした。

 


帰りの車窓からゆるやかに流れていく景色に「ファングのおやつ代になればいいなぁ」と思いを馳せながら、ふと自分の瞳が妙に潤っていくのを感じた。おわり。

 

窓イベもおわり。

どうも弓反射マンもとい、かわむらです。でも、実は本名はかわむらじゃないです。ねぎくんに伝えてみたら「一番しょうもないっすわぁ」って言われました。俺もそう思う。

 

それはさておき、窓内イベントがとうとう終わってしまいました。窓主チームと元窓主チームに別れての対抗戦。当初は言うだけ言ってお茶を濁そうかとおもっていたんですけどね。ちゃんと誘われたり、熱意をみるとかわちゃんチョロいの。結局、秋葉原の「ちょっとお兄さん、かっこいいね。絵画でもみようよ。」とワンルーム画廊に連れてかれるように参加を決めてしまいました。ちなみに、自分じゃなくて友人の話だけどラッセン様の絵を15万で売ってくれるらしいです。ラッセンよりふつうに鳥山明先生がすきなので買わなかったです。

 

チーム分けが行われて、各軍による特訓期間があってそこで気づいたのですが「あれっ、これ圧勝するんじゃ?」と余裕ぶっこいていたので、まさか負けるとはっていうのが率直な感想。オーダーを鑑みるに箸休め的なポジションの自分だけ負けるという後ろ向きな想像を尻目に大将戦までもつれ込んだことは采配がよかったのか、みんなの日頃の行いがいいのか。なんにせよ、こんなシーソーゲームはブラピ窓を知らない人が見ていても面白かったんじゃないんでしょうか。タブンネ

 

今まで接点が上手く作れなかった人とも対戦できたり、交流できたり。「あら、このひとこういう方なんだぁ」と好感度が上がるような出来事もあったりで、個人的には有意義なイベントだったような気がします。もし二回目が行われるとしたら懸念することが山ほどあるのでしょうが、れんりくんの溢れんばかりの熱意でどうにか乗り越えて欲しいなっておもいます。ちなみに自分は出ません。

 

あと、個人の反省はまたおいおい、というより想像以上に「オイオイオイ」だったので気が向いたらここに後日まとめるか、メモを貼り付けることにしようとおもいます。悔しいの感情いっぱいでアーカイブをこんなにたくさんみたのは生まれて初めてかも。反射で死ぬのも生まれて初めてだったけどね。

 

 

 

最後というか、しいて自分の好プレイを言うなら、試合前に一回リング乗ってからの「やべ、ステージ終点化にしてねえや」だったようなきがします。ぬまくろさんごめんね、まったく伝わってなかったのん。よくない。