かわむらの日々。

すきなことすきなだけ。

R18

雪解け 

R18

吐く息が白い。九州南部山奥に位置するこの町の季節の訪れは早い。目が覚めると身体の末端が冷え切っており、関節も痛むような気がした。身体で四季を感じる。響きだけは素敵である。 出勤前にたまに立ち寄る自販機の前で温かいものを調達しようとおもったの…

すこしエッチなはなし ※R–18

R18

夜がめっきり寒くなった。ベランダから白い息を吐きながら外を見ると、痩躯なサラリーマンが強い足取りで帰路につこうとしていた。彼は今夜なにを食べ、どんなことを考えて寝るのだろうか。 この人肌恋しくなるような季節になると数年経った今でも思い出すの…